シンプルな暮らしをしている我が家。
ある日、用途に合わせて買われた大量の洗剤たちを見て、洗剤を一つできないのかと考えました。
掃除もシンプルにしたい!
洗剤ってストックも合わせるとかなりスペースを取っています。
一つにできれば、スペース取らず、管理も簡単だしコストも抑えられる。
色々と調べて辿り着いたのは…
- 重曹
- クエン酸
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンもその一種)
人にも環境にも負担が少ないこのシンプルな3つの洗剤で掃除を完結させること。
この3つさえあれば、家中の掃除がほぼ完結します。
この記事では、3つの洗剤の使い方とシンプルお掃除のコツをまとめました。
掃除をシンプルに、人や環境に優しいものを使いたいと思っている人の参考になると嬉しいです( ◠‿◠ )
- 洗剤の数を減らしたい
- 出来るだけシンプルなもので掃除をしたい
- 洗剤の使い方・特徴を知りたい
目次
掃除をシンプルにすることのメリット
掃除をシンプルにする最大のメリットは、
- 人や環境に優しい
- お財布に優しい
- 管理の手間が簡単になる
- 洗剤を置くスペースは最小限
冒頭でご紹介した、重曹、クエン酸、酸素系漂白剤(オキシ)はドラックストアや100円ショップで購入できるほどお手軽に手に入ります。
専用の洗剤をいくつも揃えるよりも安上がり。
小さな子供がいる我が家は、人体に負担が少ないという点も大切だと感じています。
家族にも地球にも優しいものを使いたい!
お湯を味方につける
掃除をシンプルにしたい人にぜひ知っておいてほしいことは、
お湯でも汚れは十分に落ちるということ。
お湯の効果には
- 殺菌効果
- 油汚れや皮脂汚れを落とす
- 60℃以上のお湯でカビ対策ができる
- 冷めればただの水になる
お湯の力を知り、お湯で掃除を済ませるのが1番シンプルなお掃除です。
お湯で落ちない汚れに対して、初めて汚れに合わせた洗剤を使います。
汚れを溜め込まないことが大切
まずはお湯を味方につける。
そして、汚れを溜め込まないことも大切です。
頑固な汚れになってしまうからこそ、洗剤を使った掃除が必要になります。
汚れの大小を判断し、放置してはいけない汚れは毎日掃除(小掃除)、
少し放置しても大丈夫な汚れは数週間〜1ヶ月に1回掃除(大掃除)するように決め、掃除の手間を最小限に抑えることで効率的にキレイを保てます。
ベストなタイミングで掃除をしていれば、大掃除も不要になります。
こまめに掃除した方がいい汚れ
- キッチンのコンロ周りの油汚れ
- シンク、排水口のぬめり
- 床の埃やゴミ
すぐ掃除した方が良い汚れのダントツはキッチンの油汚れ。
他にも、キッチンの水回りは汚れやすく放置するとヌメりや匂いの原因になるので、ついで掃除を習慣化するのがおすすめです。
食器洗ったついでに、シンク、コンロ周りも拭く!
たまにの掃除で大丈夫な汚れ
- 水道の蛇口掃除
- 洗濯槽
- トイレタンク
水垢は多少放置しても大丈夫!
汚れの特性を知る
汚れの特性って知っていますか?
家の中の汚れの多くは、酸性の汚れかアルカリ性の汚れのいずれか。
汚れを落とす基本は、酸性の汚れにはアルカリ性のクリーナーを。
アルカリ性の汚れには酸性のクリーナーを使うと汚れは落ちやすいんです。
この図にあるように、油汚れや皮脂汚れなどの酸性の汚れを落とすためには重曹、カビや除菌などには酸素系漂白剤を使います。
水垢などのアルカリ性の汚れを落とすには、クエン酸を使います。
これ覚えておくだけで、掃除のしやすさがグンっと上がり、掃除が楽しくなりますよ!
3つの洗剤を使うときの注意点と使い方
重曹、酸素系漂白剤、クエン酸を使う時にはそれぞれ注意点と使い方があります。
重曹
重曹には汚れをこすり落とす研磨作用と消臭効果あり。
〈注意点〉
- 白い粒やぬるぬるが残ることがあるので、よく拭き取るかクエン酸スプレーをかけて再度拭き落とす必要がある
- アルミ、木、漆の器、畳などは使えない(変色、シミの原因になる)
〈使い方〉
- 粉のまま振りかける
- スプレーとして使う(小さじ2:水200ml)
- ペースト(大さじ2:水大さじ1)
重曹はふりかけて使うことが多ので、100円ショップなどで売っているふりかけケースに入れると使いやすいよ!
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は、漂白やカビ、除菌などマルチに活躍してくれる。
〈注意点〉
- 敏感肌の人はゴム手袋を着用する必要がある
- 気になる場所は事前に効果の確認が必要(目立たない場所で試すなど)
〈使い方〉
- お湯に溶かしつけ置き(小さじ1強:お湯1l)
- ペースト(大さじ2:水少々:液体石鹸大さじ1)
衣類の漬け置き、洗濯槽の掃除にも我が家は使っているよ!
クエン酸
アルカリ性の汚れを落とすクエンさんには、菌の繁殖抑制作用(静菌)や重曹や酸素系漂白剤をさっぱりリンスする効果あり。
〈注意点〉
- 塩素系製品と混ぜない(有害ガスが発生)
- 大理石、セメント、鉄等には使わない(痛みの恐れあり)
〈使い方〉
- スプレー(小さじ1.5:水200ml)溶けやすいため入れすぎ注意
- 粉のままふりかける(汚れがひどいとき)
クエン酸はスプレーとして常備しておくと使いやすいです!
毎日掃除したい場所には、スプレーボトルを常備しておくとササっと使えて便利!
ー場所別洗剤早見表ー
キッチン | サニタリー | リビング | |
重曹 | ・電子レンジ内の汚れ ・魚焼きグリル ・壁、床の油ハネ ・排水口のぬめり(クエン酸と合わせて使うと◎) | ・お風呂の床 ・トイレタンク ・洗面所の床 ・洗面所のぬめり ・排水口のぬめり | ・絨毯、ソファー ・ぬいぐるみ ・ドアノブ ・書いてすぐのクレヨン ・マットのベトつき |
酸素系漂白剤 | ・プラスチック製品 | ・ゴムパッキンのカビ ・洗濯槽 | |
クエン酸 | ・排水口のぬめり(重曹と合わせて使うと◎) ・蛇口の水垢 | ・浴槽、バス小物の水垢 ・鏡の曇り ・蛇口の水垢 | ・加湿器内の水垢 |
まとめ
重曹やクエン酸、掃除に便利と聞いて買ったけど、
「あまり汚れが落ちなくてイマイチ。」
「結局使いきれずにそのままにしてある。」そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。
酸性の汚れ、アルカリ性の汚れの特性を知れば、家の汚れは今回ご紹介した3つの洗剤でほぼ落ちます。
日々の掃除や年末の大掃除に、ぜひ重曹、酸素系漂白剤、クエン酸、この3つの洗剤を活用してみてくださいね( ◠‿◠ )
3つの洗剤を使った場所別お掃除についてまとめた記事はこちら↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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