防災に便利と度々紹介されているアイラップですが、よく紹介されるのはアイラップでお米が炊ける”方法。
しかしアイラップは、
そのままお米が炊ける。保存袋として優秀。
それだけではありません。
他にも災害時の活用法がいくつもあり、防災アイテムとしてかなり役立つアイテムです。
この記事を読めば防災アイテムとしていかにアイラップが最適なものなのかご理解いただけると思います。
お米の炊き方はもちろん、アイラップを使った防災時に役立つ活用法をこの記事では、5つご紹介しています。
防災意識が高まっている今、最後まで読んで頂けると嬉しいです( ◠‿◠ )
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目次
アイラップとは
岩谷マテリアル株式会社から、昭和51年から40年以上愛され続けるアイラップ。
「袋のラップ」とパッケージにも書かれている通り、
ビニール袋とラップのいいとこ取りを実現させた便利なポリ袋。
薄さは0.009mと薄手なのに丈夫な高密度ポリエチレン製のポリ袋です。
アイラップが災害時におすすめされる理由
アイラップは、日本赤十字社や自衛隊でも取り入れられているほどの防災アイテム。
その理由は、アイラップの特徴である、高密度ポリエチレン製のポリ袋であり、他のポリ袋と比べても、防湿性に優れ、しかも丈夫。
レンジや湯煎で温めたり、冷凍も可能です。
かれこれ、2年以上はアイラップを愛用していますが、今ではなくてはならない存在となっています。
災害時は単純に物が不足してしまうこと、衛生面を保つのが難しい状況になることがあります。
こういう場面で、色々と活用方法があるアイラップは災害時にはかなり重宝されます。
活用方法を詳しく知れば、防災アイテムとしておすすめされる理由は納得できるはずです!
では、これから詳しく説明していきますよ〜!
災害時のアイラップ活用法
- 食事を作る
- ケガをした時の処置に使う
- 消臭袋として使う
- 荷物を水から守る
- ランタンを作る
- おもちゃを作る
食事が作れる
大災害が起きた時には普段通りの食事も難しい場合があります。
そんな時アイラップがあれば
- お米が炊ける
- お皿を汚さずに済む
- お皿が作れる
- 哺乳瓶を汚さずミルクが作れる
温かい食事は、心を落ち着かせてくれます。災害が起きてしまったときも温かい食事は取りたいですよね。
お米が炊ける
アイラップは耐熱温度が120度以下なので、アイラップにお米を入れたままお米が炊けます。
ご飯の炊き方
- 2合分の無洗米アイラップに入れ、360ccの水を入れる。
- 空気をしっかりと抜き、耐熱皿と水が入った鍋に入れて沸騰させる。
- 沸騰したら火を中火にし、30分ほど湯煎する。
- 炊き上がったら鍋から取り出し5分〜10分蒸らす。
災害時に限らずキャンプなどでも活用できますよね。
炊き方のメモを貼っておくと安心です。
我が家ではアイラップに2合分のお米を入れて防災BOXに常備するようにしています!
お皿を汚さないアイラップ
災害時、水を十分に使えない時は洗い物は最小限にするのが一般的です。
そこでお皿をアイラップで覆って使うのがおすすめ。
こうすることでお皿を汚さずに食事ができます。
よくラップで包む方法が紹介されますが、箸やフォークなどでラップは破けてしまいやすいので、ラップよりもアイラップがおすすめ!
お皿が作れる
お皿すらない時は、新聞紙でお皿を作りアイラップで包めば、簡単なお皿として食事を取ることができます。
汚れたアイラップはそのままゴミ袋として再利用できる!
哺乳瓶を汚さずミルクが作れる
アイラップの耐熱温度120度以下。お湯を注ぐことが可能です。
そこでミルクを飲む赤ちゃんがいる場合、哺乳瓶にアイラップをセットしインナーバッグのように使えば、哺乳瓶を汚さずにミルクを作ることができます。
哺乳瓶がなかったので、別のもので再現していますが、イメージはこんな感じ。
アイラップに粉ミルク入れてお湯を入れ、インナーバッグとして使います。
赤ちゃんがいるご家庭では、母乳を飲ませている場合でもストレスで母乳が出なくなってしまうことがあります。
この方法知っていて損はありません。
メーカーは推奨していない方法なので、緊急時にのみぜひ活用してほしいなと思います。
インナーバッグとして使う場合は、通常のアイラップよりも小さめの「アイラップミニ」が使いやすいです!
ケガをした時の処置に使う
破れにくく、衛生的なアイラップはケガをしている時の処置に使えます。
- 処置をする時や止血の時の手袋
- 体やケガに当てる氷のうを作る
災害時は怪我人も出ます。そして感染症のリスクを抑えるためにも、自分を守るためにも清潔を保つ工夫は必要です。
処置をする時や止血の時の手袋
出血している人の手当てなど、衛生的に怪我の処置をしたい時はアイラップを手袋の代わりに使うと便利です。
氷のうが作れる
アイラップは破れにくく、水漏れもほぼないので、アイラップ一枚で氷のうやちょっとした氷枕を作ることができます。
氷のうは怪我をした部分に当てたり、暑い季節には体温を下げるためにも使えます。
アイラップを使った氷のうの作り方
- アイラップに吸収面を上にした丸めたオムツやペット用シーツを入れる。
- そこに水を注ぎ、空気を抜きながらアイラップの口を閉める。
- そのまま10回ほど振り回すと気過熱でオムツやペットシートが冷えます。
どんだけ激しく振っても破れないのはさすがアイラップです。
体を冷やしたい時には、首や脇など大きな血管が通っている部分に当てると効率的に体を冷やすことができます!
消臭袋として使う
災害時、忘れがちな準備の一つに、ゴミや排泄物の処理があります。
下水がストップしてしまうと排泄物はゴミとして出ます。
夏場は排泄物や生ごみなど、臭い問題がありますよね。
そこで臭いが防げる袋は防災アイテムとして常備しておいた方が良いと言われています。
そんな時に使えるのがアイラップです。
我が家では、娘がオムツをしている時は、オムツ専用袋は使わずアイラップを使っていました。
1枚2〜4円とコスパも良いし、生ごみや排泄物など匂いがきつい物に関してはアイラップを2重にすることで臭いを防げます。
生ごみやオムツなど汚物を捨てる時にはアイラップを活用している人意外と多いみたい。
防災時に限らず普段からも使えます!
荷物を水から守る
避難中、雨に当たることも想定されます。
そんな時、防災リュックの中身をアイラップに入れて、大事な電気機器や衣類などを水から守ることができます。
小分けにすることで荷物の整理もできますし、防災時だけでなく旅行中にも活用できますよね。
旅先などで、雨具をアイラップに入れ、カバンの中身を水濡れから守ることもできます!
アイラップでランタンを作る
アイラップに限らず、他のビニール袋でも活用できる方法ですが紹介しますね。
ライトにアイラップを被せることで光が袋の中で拡散し、ランタンを作ることができます。
例えばiPhoneのライトを上に向けると眩しくて直視できませんが、ビニール袋を被せることでちょうど良い光になります。
暗い夜は想像以上に精神的に辛いです。少しでも明るい光で過ごせるようにぜひ活用してみてください。
アイラップでおもちゃを作る
こちらも他のビニール袋でも活用可能です。
災害時、子供のストレスを緩和してあげる意味でもおもちゃの用意はしておいた方が良いと思います。
お気に入りのおもちゃがない場合や、飽きてしまったら、アイラップで簡単なおもちゃが作れます。
アイラップに新聞紙を入れてボールを作ったり、空気を入れて風船を作り、ポンポンとキャッチボールするだけでも立派なおもちゃです。
災害時、子供の笑顔に救われたという声をよく耳にします。緊張を緩和する意味でもアイラップをおもちゃとして活用するのアリですよ!
ぜひ活用してみてください。
アイラップを常備しよう
防災での活用方法と限定してもたくさんの活用法があるアイラップ。
日常的な場面でもたくさんの活用方法があります。
そこでおすすめしたいのが、アイラップのローリングストック。
今では耳にする機会も増えている“ローリングストック”という方法ですが、
食品や日用品を多めに常備し日常的に使い、循環させながらストックする方法です。
アイラップは日常使いもできますので、多めに購入しローリングストックするのがおすすめです。
アイラップは一箱150円〜200円前後で販売されています。200円で安心に繋がることを考えるとコスパは最強。
常備している防災グッズの中にアイラップがない人はいますぐ入れよう!
ネットで購入するならセットがお得です( ◠‿◠ )
3セット 一箱あたり326円。
12箱セット 1箱あたり244円。
まとめ
最近、日本中で大きな地震が起き、みなさんの防災意識も高まっていると思います。
そんな中で、何から準備をしたらいいんだろう?
どんなアイテムをストックしておくと役に立つのだろう?と不安に感じている人も多いと思います。
災害時アイラップはとっても役に立ちます!
食品の保存袋として有名なアイラップですが、防災グッズとしてもぜひ活用し備えてほしい。
この記事で1人でも多くの方の防災意識を刺激できたら嬉しいです( ◠‿◠ )
この記事では▽「アイラップレシピ」も参考にさせてもらいました。活用法やアイラップを使ったレシピが盛りだくさん載っていますよ〜!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも防災対策についてやおすすめアイテムなど色々記事を書いています▽
アイラップの他の使い方をご紹介している記事もぜひご興味あればこちらもご覧ください▽
【この記事を書いた人】
シンプルで丁寧な暮らしを楽しむ主婦。暮らしをシンプルにする方法を日々模索。暮らしの工夫や子育てのこと、旅のことを発信しています。
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