“ミニマリスト”“シンプリスト”と呼ばれる人達が増えてきている昨今。
物を持たない暮らしやシンプルな暮らしが注目されていますよね。
しかし、注目されている一方で、
「モノを手放すなんてもったいなくてできない。」
「まずモノを手放す方法が分からない。」
と暮らしを変えたい気持ちはあるけれど、それが中々難しいと感じている人もいるのではないでしょうか?
シンプルな暮らしを始めて5年。
約5年間、モノや自分自身の暮らしと向き合い気付いたのは、
“家の中に物があればあるほど、片付けが難しくなりモノを手放すのも難しくなる”
ということ。
管理ができないほどモノが増えてしまった場合、一からモノを減らし暮らしを変えるってすごく大変です。
でも大丈夫。
物を手放すにはいくつかコツがあります!
1度モノを手放すコツを掴めばこんなメリットが…
- モノを手放すことが簡単になる
- モノが増えることがなくなる
今回この記事では、シンプリスト主婦が実践するモノを手放すコツについて紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください( ͡° ͜ʖ ͡°)
※この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
- モノの手放し方が分からない
- モノをもったいなくて手放せない
- モノを手放す方法を知りたい
目次
なぜモノが増えてしまうのか?
日本人は世界的に見ても“所有しているモノの数が多い”と言われていることをご存知でしょうか?
日本人の家にモノが多い理由
- 便利な物で溢れた環境
- 根強くあるもったいない精神
仕事柄たくさんの高齢者と関わってきて感じるのは、戦後のモノがない時代に生きていた人は特にもったいない精神が強く、本当に物を大切にしています。
誰かに“譲る”ことはできても“捨てる”ということがどうしてもできないと言います。
家にモノが“増える”メカニズム
モノが捨てられない状況からなぜモノが増え続けてしまうのか。
下の図をご覧ください。
モノを購入し、それを使わずにしまい込んで忘れてしまう。
忘れてしまっているために、また同じものを購入し、またモノが増える。
モノをが増えるループに陥ってしまうと、モノが入るスペースが家にある限りモノは増え続けます。
さらに、モノが増えると片付けようとした時、お金や時間を膨大に奪われることに…。
片付けに時間もお金も奪われるなんて…。
家にモノが“増えない”メカニズム
では逆にモノが増えないメカニズムはというと。
モノを手放し始めた段階で無駄な買い物をしていた自分に気づき、さらにモノの量も把握できるようになるので、衝動買いや使わないモノを買うなどの無駄な買い物が減ります。
この時点で、モノは増えなくなるのですが、モノが減りスッキリとした部屋の快適さに気づけば、当然モノは増えずむしろ減らしたいと思うようになります。
モノを手放す5つのコツ
- モノを手放す時の基準を作る
- 捨てない言い訳をやめる
- 手放す方法を決める
- 一気に断捨離するときは全てのモノを収納から出す
- モノが少ない暮らしの良さを知る
モノを手放す時の基準を作る
手放す基準をしっかりと持てば、モノを手放すときに迷わなくなる!
〈モノを手放す基準の例〉
- 使っていない
- お気に入りじゃない
- 持っているとモヤモヤした気持ちになる
- 一部でも壊れている
- 使いづらい
- 他の使い道がない
例を参考に自分自身どんな基準を持ってモノと向き合いたいのか、今一度考え決めてみてください。
基準があるだけで、モノを手放すときに“要るモノ、要らないモノ”の判断がスムーズになります。
捨てない言い訳をやめる
「いつか使う」
「もったいない」
「とりあえず置いておく」この言葉、よく使っていませんか?
私も約5年前は捨てない言い訳をしてモノを手放すことを先延ばしにしていました。
当然、これではモノは減りません。
言い訳をやめてもなかなか手放せないよ…という人はぜひ今から紹介する方法を試してみてください。
「いつか」の期間を決める。
半年から1年間は保留してもよしとし、半年、1年と使わなかったモノは手放す。
「とりあえず」は使う場所に置いてみて自分が本当に使うかどうか試してみてください。
使わなければ手放し、自分が使うようであれば手放さないでOKです。
手放す方法を決める
捨てる
絶対に使わないもの、誰にとってもゴミになるものは潔く捨てる。
元々安く購入したものや、消耗品、壊れているものは誰にとってもゴミになりやすいので潔く捨てることをおすすめします。
使う人に譲る
使ってくれる人が思い浮かぶのであれば、その人に確認の連絡をしてから譲るのもありです。
需要があれば、喜ばれることもあります。
リサイクルショップに持っていく
捨てるのはもったいないけど、誰かが使てくれるなら…と手放すハードルが下がるのであればどんどん活用すべきです。
多少なりともお金が返ってくるし、捨てる手間が省けます。
メルカリやネットオークションに出品
リサイクルショップよりも出品する手間はかかりますが、高額で手放せる可能性があります。
フリマアプリやオークションに出品し、売れないようならリサイクルショップへ持っていくのもあり。
デメリットがあるとすれば、売れない間は結局家にモノが家にある状態になるので逆に手放せず物が溜まっていく可能性があります。
手数料や手間、すぐに手放したいモノは潔く手放すなど基準を持って出品することをおすすめします。
一気に断捨離するときは全てのモノを収納から出す
断捨離をする方法を一つで、全てモノを出すというやり方。
全てものを出してみることで、自分の持っているモノの量を目で見て確認できます。
〈この方法のポイント〉
- 片付けたいと思っている棚やタンス、クローゼットの中のモノを全部出す。
- 判断する時間を決めて(例えば5秒で)要るモノ、不要なモノ、保留するモノと分けていく。
- 保留ボックスに入ったモノは期限を決めて、また開けることが無ければそのまま手放す。
- 保留ボックスの中に入れた後、使うモノがあれば手放さず元の場所に戻す。
〈この方法のメリット〉
- 全て出すことで最後まで片付けざる得ない状況を作り出す。
- 棚の奥などに追いやられていた物の把握ができる。
- 保留ボックスの存在により、モノを手放せない人の作業が捗ります。
ぜひ、物を減らす、断捨離をしようと思い立った時にはこの方法を参考にしてください。
モノが少ない暮らしの良さを知る
モノが減っただけなのに嬉しいことがたくさん。
時間ができる
モノが減ることで、今まで片付けていた時間、モノを探していた時間、迷っていた時間が減り時間に余裕が生まれます。
いつも時間がないと思っている人がもしいたら、まず部屋のモノを減らしてみてはいかがでしょうか?
読書やコーヒーをゆっくり飲む時間ができたりと少しだけ優雅な時間を過ごせるようになるかもしれません。
イライラしない
モノが多いと片付けに時間がかかり、部屋は散らかりっぱなし、中々片付かない部屋が出来上がってしまいます。
モノが少ないことで、家事がスムーズに行かないプチストレスもが解消、部屋を片付けるめんどくささも激減します。
元々面倒くさがりの私は、部屋の片付けや家事に対して本当にイライラすることが減りました。
お金が貯まる
モノを買う前に手放す可能性を考えるようになるため、簡単にはモノを買うことがなくなり、また家の中のモノを把握できるので同じものを買うこともなくなります。
さらに、モノで溢れている家では安らぎがなく外での癒しを求めて出費がかさみがち。
家が癒しの空間になれば出費もおのずと減っていきます。
スポンサーリンクモノを手放した後の大切な考え方
モノを減らすことに興味を持つと“断捨離”という言葉をよく目にするようになります。
この“断捨離”という言葉の意味をご存知でしょうか?
私はこの断捨離の意味を知り、モノを手放し、増やさないようにするためにとても大切な思想だと感じました。
1、断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
2、捨:家にずっとある不要な物を捨てる
3、離:物への執着から離れる
という意味がある。
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を解放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。
【引用】https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E6%8D%A8%E9%9B%A2
モノを手放すことに成功したとしても、不要な物を家に持ち込み、モノへの執着があればまたモノは増えていきます。
そもそも家に物を持ち込まなければ、捨てる、捨てないの判断をする必要がない。
どこに置き、何に使うかも考えなくていいんです。
モノを手放すのもすごくエネルギーと時間を使います。
もう、モノを捨てるのはたくさんだーーー!
「もう、たくさん!」と思った気持ちが家にモノを持ち込むことを止めてくれます。
ぜひ、モノを手放す意味が分からなくなってしまったときは、”断捨離”の言葉の意味を振り返ってみてください。
おわりに
世の中にはモノを手放す方法や考え方が多く存在します。
それぞれ、自分の生活や性格に合った方法でモノを手放せることがベストです。
しかし、だれもがその方法にすぐに出会えるわけではないし、家の中がいつもモノで溢れていて何をどこからしたらいいのか分からない…と途方に暮れている方も少なくないと思います。
そんな方がこの記事を読んで少しでも不要なモノを手放せるようになってくれたら嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてくださいね( ͡° ͜ʖ ͡°)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
シンプルで丁寧な暮らしを楽しむ主婦。暮らしをシンプルにする方法を日々模索。暮らしの工夫や子育てのこと発信しています。
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