子どもを連れての旅行中に急な体調不良…
急遽、病院に受診する可能性はゼロではありませんよね。
こんなハプニングのときに、ふと疑問に浮かぶのは、県外の病院に受診する場合って医療費負担はどうなるのか?ということ。
子供が受診するのであれば、こども医療費助成制度が利用できるのかも疑問ですよね。
こども医療費助成制度は、市町村によっては、対象の年齢や助成金額は異なりますし、県外であれば使えないのでは?と不安になるのも当然です。
今回この記事では、旅行中、病院受診した際の医療費負担についてシェアしています。
実は、娘を連れての楽しい旅行中に娘が急な体調不良を訴え、病院に受診するというハプニングを経験しました。
結論から言うと、後から申請すれば住んでいる地域と医療費負担は変わらない!
それでは、我が家のエピソードを交えながら、医療費負担について、申請の仕方などを分かりやすくまとめました。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです( ◠‿◠ )
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目次
県外で病院受診した時は…
健康保険制度は適応される
基本的に、県外で受診したとしても医療費は日本国内の健康保険制度に基づき処理されるので、保険証があれば7〜8割負担になります。
保険証がなければ一旦10割負担となりますが、後日申請すれば払い戻しされます。
期限が設けられているので、申請が必要であれば期限を過ぎないよう早めに申請しましょう。
期限は支払いをした翌日から2年間!
こども医療費助成金制度は利用できない
県をまたぐと、こども医療費助成金制度は適応されません!
そのため、住んでいる地域では医療費負担がなかった場合でも2〜3割は負担する形になります。
しかし、安心して欲しいのは、後日住んでいる市町村の窓口で申請をすれば負担分の金額も払い返しれます。
結果的に住んでいる地域で受診するときと負担額は変わりません!
※医療費の負担額は住む市町村や対象の年齢によって異なります。
私が住む函館市では、高校生まで医療費は無料なので申請をして全額払い戻しとなりました。
申請場所は、市役所「子ども未来部子育て支援課 医療助成担当」になります。
申請書類は直接窓口でもらうか、市町村のHPにて申請書をコピー、記入し郵送でも申請可能です。
忘れず申請手続きを行いましょう。
こども医療費助成金に申請に必要なもの
- 申請書
- 領収書
こども医療費助成制度も申請期限は支払いをした翌日から2年間のところが多いみたい!
保険証も忘れた時の申請方法
保険証も忘れた場合は一旦10割の全額負担となります。
申請すれば払い戻しされますが、子どもが受診した場合、「健康保険制度」と「こども医療費制度」は管轄が異なるため申請する機関も異なります。
申請をする順番としては健康保険組合にまずは申請してからこども医療費制度を管轄する市町村への申請となります。
申請から支給までの流れ
- 加入している健康保険へ保険適用分の医療費を申請
- 健康保険から医療費の支給を受け「支給決定通知書」が発行される
- 必要書類を揃えて市のこども医療費助成金の申請を行う
- 医療費助成金が支給される
こども医療費助成制金の申請に必要なもの
- 領収書
- 健康保険から届く支給決定通知書
- 申請書
申請書は名前や銀行口座を記入する簡単な書類だった!
申請してから支給までは2〜4週間程度と言われたよ。
受診時に伝える
旅行中、病院に受診する時は、前もって旅行中(帰省中など)で県外から来ていること、保険証を忘れたことを伝えておくとスムーズです。
申請に必要な書類やどこに申請すれば良いかなど受付でも教えてもらえるので、不安であれば遠慮せず相談してみると良いと思います。
領収書は必ず捨てず持っておく
払い戻しの申請には領収書が必ず必要になります。
捨てずに必ず持ち帰りましょう。
健康保険の申請で領収書が返ってこない場合もあるそうなので、コピーしておくことも忘れずに!
早めに申請しよう
申請に必要な書類は2〜3枚の簡単な書類を書くだけです。
申請期限は2年間のところが多いですが、帰宅後、忘れないうちに早めに申請をしましょう。
旅行に行く前にできるもしもの備え
少し我が家の旅の話をさせてください。
娘が病院へ受診するハプニングが起きたのは休日の午後のことでした。
土地勘のない旅先で、休日診療している病院を探すのはとても大変で、しかも病院に必要な保険証やお薬手帳など一式を忘れると言う私の大失態…。
急な体調不良に対して何の準備がすっぽり抜けてしまっていたのです。
申請は二度手間になってしまったし、病院を探している間にも娘には辛い思いをさせてしまいました…。
この経験を踏まえて子供を連れて旅行に行く時の事前準備これはやっておくと安心!と言うことを考え直してみました。
これから旅行の準備する人にとって、タメになると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
事前に医療機関を調べて置く
県外に旅行へ行く時は、小児でも受診できる医療機関を調べて置くと、いざという時に焦らず対処できます。
旅の前にできること
- 休日・夜間で診てくれる病院をピックアップ
- 旅行先(帰省先)の小児科をピックアップ
- 旅行先の子供救急ダイアルを調べておく
常備薬を持参しよう
鎮痛薬や整腸剤などの常備薬は準備して置くことをお勧めします。
子供が飲める痛み止めはドラックストアに置いていない可能性があり、小児用バファリンでも飲めるのは3歳からです。
3歳以上のお子さんであれば、水なしで飲める小児用バファリンなどの痛み止めは準備しておいて損はないです。
病院が中々見つからず痛みを訴える娘に対して、痛み止めを探しにドラックストアに寄った際、3歳が飲める薬はドラックストアがありませんでした…。
現地で買えばいいと思っていたけど、これは準備しておけばよかったと大後悔。
とにかく、何かあった時のために薬は絶対に準備しようと心に誓った出来事でした。
旅行から帰宅後すぐに備えとして小児用バファリンを購入したよ!
受診セットを作成しよう
普段、病院を受診するときに必要な書類を忘れてしまうと、申請が必要になり少なからず手間になります。
最低限受診に必要なものは、忘れないようまとめて置くのがおすすめ。
最悪、保険証だけは忘れないようにしましょう!
現金は多めに用意しておこう
申請すれば払い戻しされるとは言え、一旦支払いをすることになります。
休日や深夜などの時間外受診では、料金も高くなるので現金は多めに用意はしておくと安心です。
まとめ
旅行準備をしていると心配なことや不安なこと、考え出したらキリがありませんよね。
でも、しっかりと事前準備しておけば大丈夫です!
今回の記事のまとめ
- 医療費は申請すれば払い戻される
- 保険証か必ず旅行先に持って行こう
- 事前準備は念入りに
この記事を参考に、子連れ旅を楽しい旅にしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
事前準備に必要な内容は他の記事でもまとめています。こちらの記事もぜひ参考にしてみてね▽
【この記事を書いた人】
「人生は思い出作り」日常はシンプルな暮らしをしながら、子ども連れて旅にも出るのが大好きな主婦。子連れ旅や暮らしの工夫、子育てのこと発信しています。
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