ファミリーサポートセンターとは、子供の送迎や預かりなど“援助を受けたい人”と“援助を行いたい人”が会員となり、相互援助活動を行う事業のことです。
ファミリーサポートセンターは全国996市区町村に設置されています。
子供を出産するともらえるたくさんの資料の中にチラシが入っていたりしますよね。
そんなファミリーサポートセンターについて今回記事を書いたのは、
私自身がファミリーサポートセンターの提供会員(子育てサポートする人)になったのきっかけに、
子育てを頑張っている人に「これはぜひ利用してほしい!」と思ったからです!
私自身、転勤族で親の援助がなく、なんとか夫と協力しながら自宅保育をしていました。
「大人2人では手が足りない」と感じることが娘の成長と共に増え、
いざという時子供を預かってくれる場所を確保しておく必要性を感じ、依頼会員(預かりを依頼する人)として入会。
しかし、いざ使いたい場面になった時
「どんな人が預かってくれるの?」
「利用するためにはどんな手続きが必要なの?」
「どんな理由でも預かってくれるの?」など疑問がいっぱいで、なんだかハードルが高くて利用することができませんでした。
私のように、
気にはなるけど、ハードルが高くて利用できない。
と感じているママ少なくないと思います。(周りでもよく聞く)
そして、娘が幼稚園に行くようになり時間ができたので、
どんな講義を受けて提供会員になるのか、どんな人が提供会員になるのかを知れるかも…と提供会員(依頼される人)の講習を受けてみることしました。
今回この記事では、実際に提供会員になって見えた、ファミリサポートセンター利用方法と注意点、提供会員側の想いを紹介しています。
利用したいと考えるパパママが安心して利用できるようになればと思い、記事を書きました。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです( ◠‿◠ )
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目次
子育て応援事業のファミリーサポートセンターとは
今回は、私が住む函館市のファミリーサポートセンターをメインにご紹介していますが、
他の地域のファミリーサポートセンター事業も大きな差はありませんので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います!
ファミリーサポートセンターとは、子供を預かってほしい「依頼会員」と子育てのお手伝いをしたい「提供会員」が、地域で助け合う会員組織。
センターに常駐しているアドバイザーが、援助活動が円滑に行われるよう連絡や調整を行っています。
対象年齢
0歳〜小学校6年生まで
サポート内容
- 保育園・幼稚園等の前後にお子さんを預かること
- 学校の放課後または学童保育終了後にお子さんを預かること
- お子さんが軽い病気の場合に一時的にそのお子さんを預かること
- 保護者が学校行事に参加する場合にお子さんを預かること
- 保護者が病気・出産・介護等に該当する場合に一時的にお子さんを預かること
- その他育児に関する援助の活動を行うこと
※函館市のファミリーサポート内容になります。
具体的な利用内容
どんな時に利用できるのか疑問に思っている人もいると思うので
具体的な内容を挙げてみました。
- 病院に行きたい
- 美容院に行きたい
- お買い物をしたい
- リフレッシュしたい
- 学校行事に参加したい
- 就活したい
- 保育園・学校の送り迎えを頼みたい
お子さんを預けることに罪悪感を感じるという方も多いのですが、
“少しリフレッシュしたい”という理由でも利用できます!
娘が今よりもずっと小さい頃には、お金もかかるし人に子供を預けることが不安で中々利用できませんでした。
今思えば、1時間でも利用すればよかったなぁと感じています。
こんな理由で預けていいの?と1人で悩まず、まずは相談してみてくださいね。
サービス利用の流れ
依頼会員へ登録
サービスを利用したい場合、まずは登録が必要です。
登録説明会(時間は30分〜1時間)に参加し、依頼会員となった時点で依頼することができるようになります。
説明会の注意点としては、子供と一緒には参加できない点。センターによっては無料で託児してくれるのでご相談ください。
※説明会の日程によっては託児可能。
登録説明会について
- 登録説明会に参加するためセンターへ連絡し、説明会参加の予約を行う。
- 説明会では、支援活動の流れやシステムなどを説明し登録手続き(無料)を行う。
サービスを利用する
登録後、サービスを利用する場合
- サポートを受けたい日をセンターに申し込む。
- お手伝いをする「提供会員」をセンターが紹介。
- 申し込みをした「依頼会員」の方は、紹介された提供会員に直接連絡し、依頼内容・場所・時間等の打合せをする。
- 基本的には提供会員宅でお預かりとなり、サポート終了後は提供会員に利用料金を支払う。
利用の流れを見て分かるように、
依頼するまでが複雑かつ、提供会員に連絡するのもドキドキしますよね。
利用するまでのハードルは正直高い…。
料金と利用可能時間
平日は午前7時から午後9時まで
ひとり30分あたり200円、きょうだい追加30分あたり50円
時間外、土・日・祝日,年末年始(12月29日から1月3日まで)、病児
ひとり30分あたり200円、きょうだい追加30分あたり25円
食事代、交通費などその他、実費がかかる場合があります。
画像引用元:https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2024011900126/
料金は、1人、1時間400円で利用することができます。
地域によって基本料金が多少違ったり、助成金自体がないという地域もあるので、函館以外にお住まいの方は、現在のお住まいの地域の市のHPなどでチェックしてみてくださいね。
函館のファミリーサポートセンターの詳しくは→コチラ
提供会員としての想い
提供会員になるには
提供会員になるには、約30時間の講義を受ける必要があります。
講義に通いながら、サービスを利用する親として、提供会員を目指している人たちになぜ提供会員になりたいと思ったのかなど色々と聞いてみました。
講義を受けている人の中には、
助産師さんがいたり、看護師資格を所有している人、保育士をされていた方など資格を持っている方もいますし、子育て経験がある方もない方もいらっしゃいます。
ただ、どの人にも言えるのは、とにかく子供が好きで、自分のできることをしたい、社会貢献したいという想いがある人ばかりだということ。
依頼する側として、誰に預けても大丈夫だなと感じました。
これを知れただけで、講義を受けてみてよかった!
もちろん、依頼会員と提供会員の相性はありますが、相性が合えば最高の子育て支援者に出会えるサービスです。
気に入った提供会員さんがいれば指名することもできます。
利用方法に不安がある人は
利用するにあたって不安があるのは当然。
不安がある場合は、遠慮せずセンターの方へ相談してみてください。
利用の仕方も、できる限り依頼会員の希望に寄り添ってくれます。
例えば、30分だけお試しで利用したり、
20〜30分提供会員宅でママも一緒に過ごし、残りの時間は預けてみるなどお試しで利用するのもOK。
ママとお子さんが少しずつ預かりに慣れるように支援することができます。
提供会員として預かりを実際にさせて頂いて感じたのは…
子供ってやっぱり可愛い!!
我が子との違いを感じたり、たった数時間でも愛着が湧きますし、ママからの感謝も嬉しいです。
もし、センターからの説明を聞いた上でも預かりに不安がある人は、遠慮なくセンターに相談してみてくださいね。
まとめ
どうしても子供を預けないくてはいけない事態は起こり得るし、
子育てしていると、少し子供と離れて1人になりたいなという時もありますよね。
預かってくれる大人がいると思うだけで心強いお守になります。
依頼会員になればすぐに利用ができるファミリーサポートセンター事業。
利用したいなぁと思っている人は、まずは地域のファミリサポートセンターに連絡してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも子育て関連の記事を書いています。ぜひ気になった方は読んでみてね( ◠‿◠ )▽
【この記事を書いた人】
シンプルで丁寧な暮らしを楽しむ主婦。暮らしをシンプルにする方法を日々模索。暮らしの工夫や子育てのこと、旅のことを発信しています。
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