これを読んでいるみなさんは、子供の虫歯予防はどんなことをされていますか?
我が家はというと、結構頑張って虫歯予防している方だと思います。
なぜなら私が今でも歯医者通いをするほど、虫歯に苦しめられているから( ;∀;)
「子どもの頃しっかりと歯磨きしていたら今こんな苦しみなかったのかな…。」とつくづく思います。
子どもの頃の私は、歯磨きの方法は自己流。甘いものが大好き。間食は当たり前。
乳歯は虫歯だらけ。
歯について学んでいくと虫歯になる条件バッチリ!!だったんです…。
唾液の量や口腔内の状態は遺伝します。
遺伝していれば虫歯になる可能性は高い。
娘にはこんな思いは絶対にさせたくない。
子供の歯を守れるのは親だけです。
そこで母である私が歯について学び、予防し、できる限り綺麗な歯で成長していって欲しいと日々、娘と向き合っています。
この記事では、
- 虫歯予防のためにやっていること
- 子供が歯磨きを嫌がる時の対処法
- 虫歯ができるメカニズム
- 歯磨きのオススメグッズ
を紹介していきます!ぜひ最後までお付き合いください( ͡° ͜ʖ ͡°)
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- 虫歯について知りたい
- 子供の虫歯予防について知りたい
- オススメのはみがきグッズが知りたい
目次
虫歯予防の方法7つ!
- 歯が生えた時点で歯ブラシを使って歯磨きをする
- 仕上げ磨き用の歯ブラシを用意する
- 親からの感染に注意する
- おやつの時間は15時と決める
- 噛むを意識する
- 3歳までは砂糖を控える
- デンタルフロスを使う
歯が生えた時点で歯ブラシを使って歯磨きをする
歯が生えてきた時点で歯ブラシを使い歯磨きをします。
娘に歯が生え始めたのは生後8ヶ月ごろ。
離乳食も始まっているし、ミルクも寝る前に飲んでいたので、まず1日1回寝る前に練習用の歯ブラシを娘に渡し、歯ブラシに慣れさせることから始めました。
乳幼児の歯磨きの開始時期を調べると「歯の生え始めの時期はガーゼを指に巻いて歯磨きしてあげましょう。」とよく目にしますが、結局は歯磨きで磨くようになるのでガーゼ磨きは一度もしませんでした。
初めての自分磨き用歯ブラシはどんなものがおすすめなの?
練習用のブラシがあります!事故防止のために持ち手に輪がついたものがオススメ!
歯が生えた時点で使える練習用の歯ブラシは西松屋やドラックストアで売っています。
慣れてきたら、歯ブラシは1日2回に。
10ヶ月健診の時に歯医者さんからは「1日1回でもいいですよ」言われましたが、歯磨きのリズムをつけるために比較的早めに1日2回歯を磨くようにしていました。
仕上げ磨き用の歯ブラシを用意する
本人に持たせる歯ブラシはあくまで歯ブラシに慣れるためのもの。
練習用の歯ブラシの他に仕上げ磨き用の歯ブラシも用意し、自分磨きがある程度終わった後に毎回仕上げ磨きをします。
仕上げ用ブラシは、先端の一部にブラシがついているのものではなく360度柔らかいブラシが付いているものがオススメ!
仕上げ磨きする側もやりやすいです。
仕上げ磨きは何歳までするの?
9歳の誕生日までするつもりです!
虫歯が少ないと有名なフィンランドでは「上手に丸が描けるようになったら」という目安でやっているそうです。
それくらい器用なるまでは仕上げ磨きは必要であるということ。
「上手に丸が描けるようになる」というのも大体9歳くらいです。
仕上げ磨き卒業に向けて(我が家はまだまだ先ですが)仕上げ磨きの時には歯の磨き方を教えてあげたり、歯科医でちゃんとしたブラッシング指導を受けるなどして自分で歯を守れるようになってほしいですね。
親からの感染に注意する
虫歯菌は唾液で感染すという性質があり、口に直接キスする、同じスプーンや箸で食べもの与える、赤ちゃんの手がママの口に入りその手を口に入れるなど、スキンシップによって母子感染すると言われています。
どんな対策をすればいいの?
徹底的に親の唾液が口に入らないようにすることが大事!
可能な対策としては
- 食器はその子専用のものを用意。
- 絶対に同じスプーンや箸は使わない。
- ママの口に子どもの手が入った時にはすぐに洗う
- 家族(夫祖父母など)にもしっかりと説明して協力を仰ぐ
- 家族(パパ・ママ)に虫歯ができないように注意する
我が子を虫歯菌から守るために徹底的に対策する必要があります。
おやつの時間は15時と決める
決まった時間に食事をするのと同じで、おやつの時間は15時。
どうして時間を決める必要があるの?
ダラダラと1日に何度も間食しないようするためです!
食事の度に歯は酸性に傾き溶け出します。
唾液は溶け出した歯の表面を戻す働きをしますが、間食が多いとこの戻す作業ができず虫歯の原因になります。
食べものだけではなく、飲み物でも同じなので、ジュースなどの砂糖が入った飲み物は食事の時やおやつの時間のみに限定して飲ませるようにした方が虫歯予防には効果的です!
噛むを意識する
噛むを意識する意味ってなに?
唾液の分泌を促するためと、顎を育てるためです!
噛むことで唾液の分泌が促され虫歯予防につながったり、噛む回数を多くすることで脳細胞への刺激が増え、記憶の定着にも良い影響があります。
また、しっかりとした顎を作ることで将来的に歯並びが良くなり、歯並びがよくなると、歯磨きもしやすく結果的に虫歯予防に繋がります。
成長途中の子供が顎を使って噛む行為はとても大切なんです。
噛むを意識するには
- よく噛んで食べる食材(野菜や果物)を使った食事を心掛る
- おやつも噛む回数が多いものを意識的に取り入れる
将来的に一口に30回(右側で10回、左側で10回、両方で10回)を目安に噛むようになるのが理想的。
3歳までは砂糖を控える
どうして3歳までなの?
甘いものを習慣にしないためです。
乳歯は溶けやすく、すぐに虫歯になってしまいます!
砂糖は虫歯の原因の一つ。
乳歯は永久歯に比べて歯の表面のエナメル質部分が薄く(永久歯の半分と言われています)、簡単に歯が溶かされてしまいます。
乳歯の虫歯は永久歯にも受け継がれるので、生え変わるからといって乳歯を虫歯にしてはいけません。
砂糖は依存性や中毒性があり、世界中でその影響が危惧されているほど。
砂糖を知らなければ、欲しがることも依存することもありません。
歯を守るためにも3歳までは砂糖の摂取は控える方がいいでしょう。
デンタルフロスを使う
デンタルフロスとは、ナイロン繊維をより合わせた作られたデンタルケア用品。
どうしてデンタルフロスを使う必要があるの?
歯ブラシだけではしっかりと汚れは落とせません!
歯ブラシで落とせるプラークは約60%ですが、デンタルフロスを併用すると約80%の汚れを落とすことができます。
デンタルフロスを使うことによって歯の隙間の汚れや、歯肉ぎりぎりの部分のプラークを絡め取ることが可能です。
そしてデンタルフロスを習慣にしていれば、虫歯になった部分に糸が引っかかり早期発見に繋がることもあります。
娘はまだまだ小さいですし、乳歯が生え揃った段階でも歯には隙間があるはずなので、まだそこまで神経質にならなくてもいいのですが、永久歯が生えたときの準備として、デンタルフロスを使う習慣を身につけられるようにしていきたいと思っています。
歯ブラシを嫌がる時の対処法
歯磨きが大切なのは分かったけど、歯磨きを嫌がる場合はどうしたら…
子どもが嫌がるのは当たり前のことです!
授乳期に乳首以外のもを口に入れると嫌がったりはしませんでしたか?
授乳期の赤ちゃんは飲み物しか摂取できないため、固形物を食べてしまわないために、「舌突出反射」という反射反応があります。
さらに口の中は敏感なので、授乳期が過ぎたとしても口の中に何か入ってくることに子どもは抵抗感を覚えます。
自分の子だけが嫌がっているのではなく、当たり前だと思えると気楽に子どもの歯磨きと向き合えると思います。
では、歯磨きを嫌がる子にどうしたらいいのか。
生活習慣にする
歯磨きを生活習慣に取り入れるよう心がけます。
子どもは繰り返し同じ事するのが大好きです。
日々の生活も同じ。同じ時間に起きて、食事を食べ、同じ時間に眠る。
繰り返し同じ生活を送るのは安心感を与え、生活習慣を作る練習になります。
この繰り返しの中に歯磨き習慣も組み込みます。
朝の場合
朝ご飯を食べて→着替えをして→歯磨きをして→おトイレに行く
夜の場合
お風呂から上がり→服を着て→水分補給をして→歯磨きをして→ベッドで眠る
このように一連の流れに取り入れることで、毎日歯磨きをするのは当然のことと思うようになります。
絵本を読んであげる
歯磨きに関連した絵本を読んでから、歯磨きに移行します。
絵本を読んだから歯磨きをするという流れを作り、毎日の生活に取り入れてあげます。
実際に我が家でも歯磨き関連のしつけ絵本を取り入れていて、歯磨き大嫌いな娘が絵と一緒に口を開けてくれるようになりました。
歯ブラシを渡すと本を自ら取り入って読んでとお願いしてくるほどです。
我が家にある絵本は「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」という絵本。
赤ちゃんは同じ音が繰り返されるのが好きだからと、保育士の義妹からおすすめされた絵本です。
もう少し娘が成長したら、歯ブラシを列車に見立てて絵本のように仕上げ磨きができればいいなと思っています。
絵本の登場人物やぬいぐるみに歯磨きをさせる
2歳くらいになったら大好きな絵本のキャラクターやぬいぐるみなどの歯磨きをさせます。
「ママみたいだね」「上手に磨けているね」など褒めながら見守り、
「じゃああなたも磨く?」と声かけて磨かせてもらう作戦。
案外すんなり歯磨きをしてくれる子も多いんだそうです。
1歳の娘はまだできませんが、私がいつも遊んでいる人形に歯磨きをして見せると興味を持って近づいてきます。
歯磨きに興味を持ってもらうためにも効果的です。
遊びながら磨く
横になることを嫌がる場合は、座った状態で向かい合うように抱っこし、シーソーのように体を横にしたり起こしたりして遊びます。
そのまま口を開けてくれるようであれば「お口開けるの上手だねー!」と声をかけながら隙を狙って歯磨きをする。
遊びながら歯磨きをするので、歯磨きの時間が楽しいと思えるようになります。
おすすめ歯磨きグッズ
【練習用の子ども用歯ブラシ】
初めての自分磨き用ブラシは、歯ブラシを加えたまま歩いたりハイハイをして転んだりと事故につながる可能性があるので、喉をつかないようにストッパー付きが良いです。
ブラシが硬くて痛いものだと歯磨き嫌いになるので、最初に自分磨きをするときは痛みを伴わない柔らかいブラシかシリコンタイプがオススメ!
生えてきた歯の本数に合わせて、ブラシの部分がレベルアップしていくのでセットになっているのものがオススメ!
【仕上げ用歯ブラシ】
先ほども紹介しましたが、どこからでも磨けるタイプの仕上げ用ブラシがオススメです!
歯ブラシを嫌がる子がほとんどですし、嫌がる前提で仕上げ磨きする側も磨きやすいものを選ぶと良いです。
【ピジョン 親子で乳歯ケアお休み前のフッ素コート】
最初は泡で出てくるタイプのものがオススメです!
泡で出てくるタイプはうがいが不要ですし、味はキシリトールの自然の甘さ。
生後6ヶ月頃から使用できます。
虫歯はこうやって作られる
虫歯ができるメカニズム
- 口の中の虫歯菌が食べもの中の糖質を取り込む。
- 虫歯菌がネバネバのプラークを出し、虫歯菌の巣を作る
- 虫歯菌がプラークの中で酸を吐き出す
- 酸が歯のエナメル質を溶かし虫歯になる
虫歯は5つの原因が全てか重なると虫歯になると言われています。
その5つの原因とは、【歯質、細菌、糖、時間、環境】です。
【歯質】…唾液の量や歯並び、歯の質が弱くて虫歯になりやすい人、そうではない人が存在します。
【細菌】…プラークは虫歯菌が吐き出した粘着物質。細菌の塊であるプラークの中で虫歯菌が糖を取り込み、歯を溶かす酸を出しています。これによって虫歯になるのです。
【糖】…虫歯菌の餌。砂糖だけではなく、炭水化物が分解されてできた糖も取り込みプラークを作り出す。ダラダラ甘いものを食べているのは、虫歯菌に餌を与え続けていることと同じです。
【時間】…口の中にとどまりやすい食べものは虫歯になりやすい。
【環境】…ご飯やお菓子を食べると、口腔内は酸性に傾きます。この時、歯の表面が溶けだす脱灰が起きているのですが、一定時間が経てば唾液によって口腔内を中性に戻し、溶け出した表面部分を戻す再石灰化が起きます。食事の時間が不規則だったり、間食が多いと再石灰化することができずあっとい間に虫歯になります。
虫歯になりやすい食べものとは
せんべい、スナック菓子
虫歯になりやすい度レベル1。
砂糖を含まず、サクサク砕けるお菓子は虫歯になるリスクは低い。
バニラアイス、ゼリー、ヨーグルト
虫歯になりやすい度レベル2。
口に残らずサッと溶けるおやつは、口の中での糖の滞在時間が短く虫歯になるリスクは低め。チョコレートアイスなどになるとレベルは上がります。
シュークリーム、焼き菓子
虫歯になりやすい度レベル3。
水を飲み口の中がさっぱりする食べ物が目安。
糖分が多くてもクリームがメインだったり果物が多く、さらりと飲み込めるようなものであれば虫歯になるリスクはやや低め。
チョコレート、クッキー、和菓子
虫歯になりやすい度レベル4。
糖分が多く、口の中に残りやすいお菓子は虫歯になるリスクは高い。
キャラメル、あめ、炭酸飲料
虫歯になりやすい度レベル5。
虫歯になるリスクはかなり高め。糖分が多い上に長時間口の中に滞在し、歯にもくっつきやすい。酸と砂糖が入っている飲み物も歯を溶かし、歯に穴が開く可能性が高まります。
虫歯予防にオススメ本
【かしこい子が育つ正しい歯のみがき方】
監修 歯科衛生士 豊山とえ子
発行 2018年1月
なぜ虫歯ができるのか、虫歯ができやすい子、できにくい子の特徴を比較しながら説明されていて、虫歯のメカニズムや虫歯予防について学ぶことができます。
絵も多く、本が読める子供や読書が苦手な方も読みやすいのではないでしょうか?
娘が大きくなって虫歯に興味を持った時に読ませたい1冊です。
【ドクター朝田の間違えだらけの子どもの歯磨き】
作者 朝田芳信
発行 2018年5月
親しみやすい文章と、正しいブラシの使い方やブラシの選び方、年齢別の歯磨きのコツが分かりやすく書かれています。
子どもだけはなく、大人の歯磨きにも役立つ情報も書かれてるのでなんとなく自己流で歯磨きしている方は一度読んでみて欲しい本です。
おわりに
まだまだ始まったばかりの歯磨きですが、9歳までにしっかりと自分磨きができるようするのが親としての目標です。
虫歯がなければ、治療にお金と時間を奪われることもなく、歯周病によって起こる病気も防げます。
大事なのは小さい頃からの習慣。
子どもにはイヤイヤ期や反抗期があり、この時期に虫歯になる子も多いと言います。
怖いですね…。
娘には、虫歯ゼロで大人になって欲しい!その思いでせっせと娘の歯を毎日磨いています。
子育て中のパパママ一緒に頑張りましょう…!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【この記事を書いた人】
シンプルで丁寧な暮らしを楽しむ主婦。暮らしをシンプルにする方法を日々模索。暮らしの工夫や子育てのこと発信しています。
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